園長だより2020年冬号

園長だより202001

園長だより 2020年冬号

新しい年の幕開けとなりました。子どもたちはいつも何かを見たり、聞いたり、触ったり、行動するたびに常に感じています。そしてその感じたこと、体験したことをいろんな場面で表現します。その中で、体験の少ない子どもは表現力に乏しいように思います。口では「自由に伸び伸びと!」といいながら現実には思うように育っていなかったのです。ですから保育園では手先、指先で感じることより、体で感じることに重点をおきます。稲光園の“どろんこ”は、土山で体をつかって遊びます。そうすることによって『見たものを描く絵』から『体験によって知ったものを描く絵』へと変わっていきます。すると子どもの生活が『小さな表現』から『大きな表現』へと進み、自分の言いたいことや、やりたいことをみつけ、考え、協力することを学んでいきます。皆さま今年1年よろしくお願いいたします。

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